Google Home Miniと第2世代のNestの違いは?売れ筋スマートスピーカーを徹底比較

2016年の「Google Home」発売以降、スマートスピーカーのモデル展開を進めているGoogle。購入にあたっては、何を判断材料すればいいか悩んでいる人も多いのではないだろうか。そこで今回は、Google Homeシリーズ内の製品を比較してみる他、Google Homeと他社製スマートスピーカーとの違いについて紹介していく。

Google Home Mini などの「Google Homeシリーズ」モデル間の違いをチェック!

Googleアシスタントという共通機能を持つ「Google Home」シリーズ。モデル間ではどのような違いがあるのだろうか。

Google HomeとGoogle Home Miniの違いは?

【参照】Google公式サイト

Google Home Mini はGoogle Home の小型版として開発されたスマートスピーカー。この2つのモデルには主に次のような違いがある。

Google HomeとGoogle Home Miniの違い:価格

価格は、Google Homeで税込1万5400円、Google Home Miniは税込6600円となっている。(Googleストアでの公式価格)Google Homeの廉価版がGoogle Home Miniという位置づけでもあるため、より安く手に入れたいという人にはGoogle Home Miniがおすすめだ。

Google HomeとGoogle Home Miniの違い:大きさ

Google Homeの大きさは、直径96.4mm、高さ142.8mm。対してGoogle Home Miniの大きさは、直径 98mm、高さ 42mmと小さめサイズなので、場所をとらずにスマートスピーカーを設置したい人にぴったりだ。

Google HomeとGoogle Home Miniの違い:色

Google Home Miniのカラーバリエーションは、チョーク・チャコール・コーラル・アクアの4色。対してGoogle Homeはホワイトスレートの1色のみ。ただし、別売の Google Home ベースを購入すること、別の色に着せ替えできる。

【参考】名前はMiniでも性能は大物! Google Home Miniの使い方

Google Home MiniとGoogle Homeではマイクの性能に違いがある!?

Google HomeとGoogle Home Miniのマイク性能に違いはない。高感度な2マイク配列だ。

Google Home Miniの第2世代モデルであるGoogle Nest Mini。Home Miniとの違いは?

【参照】Google公式サイト

Google Home Miniと第2世代のNestの違いは?売れ筋スマートスピーカーを徹底比較

Google Nest Miniは、Google Home Mini の後継モデルだ(Googleは第2世代といっている)。大きさやデザインは変わらないが、主に性能面での強化が行われている。

Google Home Miniと Google Nest Miniは音声認識力と音質に違いが!?

Google Nest Miniは、2019年11月に日本での発売が開始された。高感度マイクを3基搭載(Google HomeとGoogle Home Miniは2基)して音声認識の感度を上げているほか、スピーカーが強化されパワフルなサウンドを楽しめるようになった。

ディスプレイ搭載のGoogle Nest Hub、Google Home Miniとの違いは?

【参照】Google公式サイト

「Google Nest」シリーズの中でもディスプレイを搭載したGoogle Nest Hub。音声操作のみのGoogle Home Miniとは異なり、スマートディスプレイとして視覚からの情報も活用できる。

例えばディスプレイに時間を表示して置き時計代わりにしたり、ニュースや天気予報などの生活に必要な情報を表示させたり、写真を表示させフォトフレームとして利用することもできる。

見た目が似ているGoogle Home MiniとGoogle Nest Mini……マイクとスピーカー以外の違いはある?

Google Home MiniではマイクロUSB端子からの電源供給だったが、Google Nest Mini ではDC電源プラグに変更されていたり、スピーカーのカバー材質が変更されていたりと、細かな変更点がある。

Google Nest Miniでは音質はどう変わった?

音量は十分だったGoogle Home Miniだが、音質については不満の声も聞かれた。Google Nest Miniではどのような音質改善がなされたのかだろうか?

Google Home Miniからの音質改善策とは?

【参照】Google公式サイト

同じ40mmドライバを搭載しているが、スピーカーのハウジングなどを見なおし、約2倍の低音が出るようにリファインされている。

Google Nest Miniは Google Home Miniに比べて音質向上した?

その違いは、低中音域を聞いたときによりはっきりとする。Google Homeに比べて、スピーカーの数が少ないGoogle Nest Miniだが、小さい部屋で音楽を楽しむには申し分のないクオリティだ。

Google Home Miniの音量の変え方は簡単! タッチセンサーで音量調整OK

Google Home Miniの音量の調整方法は簡単だ。本体上部のタッチセンサーをタップすると音量調整ができる。本体右側が音量+、左側が音量-、10段階の設定ができる。

Google Home Mini、価格はどうなっている?

GoogleストアでのGoogle Home Miniの価格は、税込6600円(2020年3月現在)となっている。

Google Home Miniをおトクな価格で買いたい! 半額セールで購入できる?

Google Home Miniより新しい製品も出ているため、よりお得な金額で購入したいという人もいるだろう。その場合は、半額セールを狙って購入するのもよい。

Googleストアはもちろんのこと、ビッグカメラなどの家電量販店でも不定期に半額セールを行っているのでチェックしてみてほしい。

Google Home と他社製スマートスピーカーを比較して違いをチェック!

ここまでGoogle Homeシリーズのスマートスピーカーについて紹介してきたが、他社も多くのスマートスピーカーを発売している。ここではスマートスピーカーの代表格であるAmazon Echoとの違いを比較してみよう。

【関連記事】使う前に知っておきたい『Google Home』でできること、できないこと

Google HomeとAmazon Echo、比較するとどんな違いがある?

【参照】Amazon公式サイト

Google Home と比較されることが多いスマートスピーカー、Amazon Echo。Google HomeとAmazon Echoの機能を比較すると、どのような違いがあるのだろうか。

AIアシスタント

Google Homeでは「Googleアシスタント」、Amazon Echoでは「Alexa」を採用している。

音量調節方法

Google Homeではタッチセンサー方式、Amazon Echoではボタンで調整できる。

家電製品のコントロール

Google Home、Amazon Echoとも家電製品のコントロールができるが、Amazon Echoには複数の命令をまとめて行える「定型アクション機能」が搭載されている。たとえば朝、「Alexa、おはよう」と声をかけると、リビングの電気がつきエアコンとテレビがオンになるといった具合だ(対応製品とアクションの登録が必要)。

AIアシスタントでの違いは? Amazon Echoの「Alexa」とGoogle Homeの「Googleアシスタント」を比較

日本語の認識精度は、Amazon Echoより「Googleアシスタント」のほうが、若干優位といわれている。ただしこれは今後、どんどん改善されていくだろう。

AmazonのEcho DotはGoogle Home Miniと比較して何が違う?

【参照】Amazon公式サイト

Amazon Echoの最新モデルEcho Dotは、Google Home Miniと同様、コンパクトサイズのスマートスピーカーで、サンドストーン・チャコール・プラム・ヘザーグレーの4色から選択できる。価格はそれぞれ税込5980円(Echo Dot)と税込6600円(Google Home Mini)で、良きライバルといった感じだ。

今回は主にハードの違いを比較したが、スマートスピーカーの一番の特徴はそのインテリジェンスだ。AIアシスタントの比較はなかなか難しいが、対応しているサービスの種類やアクション(またはスキル)の数も参考にして選んでいこう。

※データは2020年3月下旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット