JR東日本、田端・新横浜など21駅にホームドア設置。2021年度整備計画

JR東日本は、2021年度のホームドア整備計画を発表した。

JR東日本、田端・新横浜など21駅にホームドア設置。2021年度整備計画

同社では、2020年度末までに山手線、京浜東北・根岸線を中心に、線区単位では72駅142番線でホームドアの整備を完了。2021年度は、線区単位で21駅42番線に整備を進める。また、2020年2月に京浜東北線蕨駅で初導入した「スマートホームドア」を引き続き積極的に導入。ホームドア整備に合わせ、ホームと車両の隙間を縮小するためのくし状部材も設置する。

JR東日本では、2032年度末を目処に、東京圏在来線の主要路線全駅(243駅)でのホームドア設置を目指している。

2021年度にホームドアを整備する駅は下記の通り。「〇」はスマートホームドア設置駅。

【京浜東北線】・田端駅【根岸線】・山手駅【横浜線】・長津田駅〇・橋本駅〇・新横浜駅・大口駅〇・菊名駅〇【中央・総武線各駅停車】・錦糸町駅・浅草橋駅・西船橋駅・大久保駅〇・下総中山駅〇・水道橋駅【常磐緩行線】・馬橋駅〇・北松戸駅〇・南柏駅〇・柏駅・北柏駅〇・北小金駅〇・新松戸駅【南部線】・武蔵小杉駅

スマートホームドアは、扉部をフレームで構成するシンプルな構造としたことで、従来型よりも内部機構を簡素化。重量が従来型の約350kgに対し約200kgと軽量化し、工期も40%短縮できる。

従来型ホームドアスマートホームドア