NHK+の主な施策
NHKは4月以降、PCやスマートフォン向けの動画配信サービス「NHK+」で総合テレビを原則として1日24時間、放送と同時にインターネットで配信することを決めた。Eテレ(教育テレビ)も全番組を同時配信する。2022年度の「インターネット活用業務実施計画」で明らかにした。【画像】その他の主なポイント。ネット事業の費用は昨年並みの190億円を見込む 総合テレビは東京、千葉、埼玉、神奈川を含む南関東エリア向けの番組を1日24時間、放送と同時にNHK+でも配信する。21年度までは19時間程度としていたが、4月以降は権利関係の問題がある番組を除き全てネット配信の対象になる。 見逃し配信では、新たにNHK+の公式アプリをAndroidやFire OSを搭載したスマートテレビ向けに提供する。利用者は大画面テレビなどでNHKの過去番組をいつでも視聴できる。具体的な提供時期は公表していない。 同時配信/見逃し配信の利用者に受信契約情報の登録を求めるのはこれまでと同じ。ただし4月以降は受信契約が確認できない場合、見逃し番組も一部しか再生できなくなる。 NHKは「インターネットならではの特性を生かし『いつでも、どこでも』利用できる多種多様な情報を発信していく」としている。【訂正:1月14日午後3時10分 初出時にEテレも24時間としていましたが、正しくは19時間程度でした。全ての番組が対象となるのは変わりません。おわびして訂正いたします】
ITmedia NEWS