IoT人気記事ランキング|パナソニック、AIプロセッサー搭載の小型ネットワークカメラ「i-PRO mini」を発表など[11/29-12/5]

先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。

1位 パナソニック、AIプロセッサー搭載の小型ネットワークカメラ「i-PRO mini」を発表

パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社(以下、i-PRO)は、AIプロセッサーを搭載したコンパクトなネットワークカメラ「i-PRO mini(アイプロミニ)」の、無線LANモデルと有線LANモデルの2機種を発表した。「i-PRO mini」は、最大3つのAIアプリケーションをインストールして、カメラ上でエッジAI処理を行うことができる。

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2位 キリン独自のDX人材育成プログラム「キリンDX道場」、その本当のねらいとは? —キリンホールディングスDX戦略推進室 近藤龍介氏インタビュー

食や医、ヘルスサイエンス領域にいたるまで幅広く事業を手がけるキリングループは今、グループ全体でのDXの取り組みを加速させている。その中でも特に注力しているのが、DX人材の育成だ。

2021年7月には、キリングループの従業員を対象にした独自のDX人材育成プログラム「キリンDX道場」を開校した。キリンDX道場のねらいとは何なのか。キリンが求めるDX人材のあるべき姿とは。キリンホールディングス株式会社 経営企画部DX戦略推進室主幹 近藤龍介氏に話をうかがった→詳細はこちら

3位 竹中工務店、データを一元的に蓄積し可視化・分析・予測を行う「建設デジタルプラットフォーム」を構築し運用を開始

竹中工務店は、営業から維持保全に至る一連の建設プロセスにおけるプロジェクト業務や、人事・経理等、事業に係るすべてのデータを一元的に蓄積し、AI等で利活用するための基盤として、「建設デジタルプラットフォーム」をクラウド環境に構築し、2021年11月より運用を開始した。

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4位 NTTグループ、作業者の危険状態を判定するマルチAIを活用した電気通信設備工事の安全向上の取り組みを実現

安全対策の取り組みは、経験値や目視に頼る部分が多く、特に安全対策が求められる脚立での作業を伴う工事では、現地で現場監督者が工事作業者に注意喚起するだけでなく、工事模様を撮影した動画を安全監視員が目視で確認し、危険作業があった場合には事後指導などが行われており、安全対策の高度化と効率化が課題となっている。

そこで、日本電信電話株式会社(以下、NTT)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)の3社は、脚立などの物体認識と作業者の姿勢推定AIを組み合わせて、作業者の危険状態を判定するマルチAIを活用し、電気通信設備工事の安全向上に関する実地検証を、2021年6月から2021年10月まで行った。

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5位 ソラコム、AIカメラ新モデル「S+Camera Design」とアルゴリズムを販売する 「S+AIマーケット」を発表

株式会社ソラコムは 、セルラー通信(LTE)搭載のAIカメラ「S+ Camera(サープラスカメラ)」シリーズの新モデル、「S+ Camera Design」の提供を開始する。また、「S+ Camera」で使えるアルゴリズム「S+ AIマーケット」も開設したことを発表した。

「S+ Camera」は、Linuxベースの小型コンピューターとセルラー通信を搭載したAIカメラだ。汎用マウンタを利用して手軽な設置が可能で、AIアルゴリズムを開発しインストールすることで用途にあわせたAIカメラソリューションを実現する。→詳細はこちら

6位 東芝デジタルソリューションズ、顔認識AI技術を活用したオンライン本人確認向けサービスを提供開始

昨今、様々な商取引において、オンライン本人確認の需要が高まっており、確認の自動化に加え、より一層の正確性が求められている。

そうした中、東芝デジタルソリューションズ株式会社は、金融機関の口座開設や電子決済サービスなどで必要となる本人確認書類OCR「本人確認書類読取サービス・本人確認書類読取ソフトウェア」のラインアップを強化し、新たに「顔認証サービス」と「本人確認書類厚み判定サービス」の提供を2021年11月30日より開始する。

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7位 NTTPC、1枚で国内外複数の通信キャリアを使えるIoT向けマルチキャリア対応SIMサービスの提供を開始

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は、1枚のSIMで国内のNTTドコモ網とKDDI網の2キャリア、海外約160の国と地域で使える国際ローミングSIMサービス「Master’sONEモバイルマルチキャリアタイプ」と「InfoSphereモバイルマルチキャリアタイプ」(以下、「マルチキャリアタイプ」)を、2022年1月下旬から提供開始することを発表した。

今回発表された「マルチキャリアタイプ」では、SIMが自動で設置場所における電波の強い通信キャリアを選択するため、安定的な通信が可能。現地調査は不要で、短納期でこれまで設置していた有線回線の代替をすることができる。

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8位 JR東日本、東大発IoTスタートアップソナスの鉄道インフラ向け電化柱傾斜監視システムを導入

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)では、鉄道の架線を張り替える工事を行う際に、架線を支える電化柱の傾斜監視を必要により行っているが、従来のシステムでは、機器の運搬・設置に多くの労力を費やしており、終電後の深夜帯に作業を行う作業従事者にとって大きな負担となっていた。

そこでJR東日本は、東大発IoTスタートアップであるソナス株式会社と、昨年JR東日本スタートアップ株式会社によるアクセラレータープログラムにおいて協業を行い、鉄道インフラ向け電化柱傾斜監視システムを11月1日より本格的に運用開始した。

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9位 ENEOS・PFN、共同開発の石油精製・石油化学プラントの自動運転AIシステムを導入し2日間の連続自動運転成功を発表

従来の石油精製・石油化学プラント(以下、プラント)運転においては、運転員が24時間体制で運転監視・操作判断を行っていたが、運転ノウハウを有する熟練運転員の高齢化に伴い、人材不足が懸念されている。

そこでENEOS株式会社と株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は、プラントを自動運転するAIシステムを共同で開発し、ENEOS川崎製油所石油化学プラント内のブタジエン抽出装置にて、2日間の自動運転に成功したことを発表した。

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10位 NTTグループ、ビル内の空調を最適制御するためのシステムを開発しアーバンネット名古屋ネクスタビルにて実証実験を開始

一般的なオフィスビルにおいては、エネルギー消費の約5割を空調が占めており、空調の省エネ化が重要だ。そのため従来の設備更改や運用見直しによる改善だけでなく、新たにAIを用いた空調制御などのアプローチにも期待が寄せられている。

そこで、NTTアーバンソリューションズ株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTファシリティーズの3社は、ビル内の空調を最適制御するためのシステム開発に着手し、NTT都市開発株式会社が開発を進めている「アーバンネット名古屋ネクスタビル」における実証実験を、2022年より開始することを発表した。

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IoTNEWS編集部

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