愛知県警瑞穂警察署(名古屋市瑞穂区)
会社に無断でタブレット端末とパソコンを発注し、82台を買い取り業者に転売した代金約1156万円を横領したとして、名古屋市瑞穂区にある建築会社の元社員が逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、岐阜県瑞穂市の元会社員、廣瀬真人容疑者(42)です。 警察によりますと廣瀬容疑者は、去年2月から4月にかけて13回に渡り、当時勤務していた名古屋市瑞穂区の建築解体会社に無断でタブレット端末とパソコンを発注し、名古屋市熱田区内の買い取り業者に82台を転売した代金約1156万円を横領した疑いがもたれています。 警察の調べに対して廣瀬容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、横領した金については「借金の返済に使った」と話しているということです。 廣瀬容疑者は当時、会社の営業担当として商品の仕入れや代金の請求などを担当していて、主に官公庁向けにタブレット端末を売り込む仕事をしていたということです。 警察は、余罪などについても詳しく調べています。