「顔だけ先生」で“陰キャ”の生徒・森戸朋也を演じる長谷川慎(右)
神尾楓珠が“顔は満点、中身は赤点”なポンコツ教師・遠藤一誠を演じる学園コメディー「顔だけ先生」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。10月9日(土)放送の第2話では、クラスメイトから「ダサい」「キモい」と陰口を言われている“陰キャ”の園芸部部長の森戸朋也に注目が集まる。【写真を見る】体脂肪率4%に仕上げた肉体を披露した長谷川ぼさぼさ頭に分厚い黒ぶち眼鏡といういでたちの森戸を演じるのは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー・長谷川慎。第2話は森戸が変わっていく様子や、課外授業として行われたボクシングシーンが見どころで、遠藤と森戸がスパーリングを行うシーンでは、長谷川が鍛え上げられたボディーを披露している。そんな長谷川が森戸の役柄や神尾との共演、さらにボクシングシーンの撮影に向けて行った準備などについて語ったオフィシャルインタビューが公開された。■長谷川慎オフィシャルインタビュー――演じる森戸朋也はどんな役ですか?森戸は2年B組の園芸部部長をやっていて、園芸部に所属しているというだけで、気持ち悪いとか、ダサいとかそういうイメージを持たれていて、クラスのみんなからも「エンゲロ部」と言われています。環境問題を真面目に勉強している子で野菜や自然が大好き。あるコンテストがきっかけで、自分を変えたいとあか抜けていきます。――“陰キャ”を演じることについてはいかがだったでしょうか?普段の自分はアーティストとして活動していて、ステージでお客さんに喜んでいただくキラキラした場所にいますが、森戸役ではある意味、真逆を体験できています。前日はライブをしていて、その翌日は森戸で“陰キャ”を演じているという振り幅は本当に楽しいです。何かに集中しているときの森戸は顎を出していたり、内またで猫背で走るなど、監督の森戸に対する明確なイメージがあり、そういう見た目の部分も楽しんでやらせてもらっています。――神尾さんの印象は?初めて楓珠と共演した時はお互い生徒役でした(2019年のYouTubeドラマ「主人公」)。当時の僕はあまり俳優の経験もなく、何も分からないまま作品に挑戦して、現場でいろいろと学ぶこともあって。それを経て何年か経ち、先生と生徒という関係がちょっと不思議ではありますが(笑)、また一緒に共演できてうれしいです。――アーティストとは異なる俳優の楽しさをどんなところで感じますか?ライブをしている時はもちろん楽しいですが、俳優業は別の世界線を生きている感じがします。自分自身に「こういう引き出しもあるんだ」と、新しい発見もあります。今はアーティストとしての自分、俳優としての自分、何もしていない普通の自分という3つの自分を生きている。そんな切り替えのある人生がとても面白いです。――ボクシングシーンに向けてどんな準備をされましたか?森戸のストーリーとしては“陰キャ”からあか抜けるまでの過程があり、監督にも「腹筋を割ってほしい」とリクエストされて、約1カ月半、筋トレや食事制限をしてきました。ボクシングシーン撮影の前日は“水抜き”といって、体にある水分を抜いて、筋肉を浮き上がらせる作業をしました。食事はOKですが、水は500mlのペットボトル1本だけ。そうすると翌日は、筋肉がバキッとなるであろうと。体脂肪率も4%をキープしていていい流れで来ていたので、当日はバキッとカリカリにして、見せつけようと思いました(笑)。――遠藤先生とのボクシングシーンはいかがでしたか?森戸の努力が実った瞬間でもあるので、視聴者の皆さんも、きっと森戸の応援をしてくれていると思います。この日のために僕は懸けてきました。とりあえずこの撮影をもって、ブロッコリーとささみの食生活は終わりです(笑)。――視聴者へのメッセージをお願いします。最初はかなり“陰キャ”で見た目もダサい森戸ですが、人が180度変わるぐらい最後は、別人になっています。格段に見た目や気持ちが変わっていく森戸をこのたった1話で感じられると思いますし、感じていただきたいと思います。森戸がどう頑張ってきて、ここまで至ったかという、全ての努力がボクシングのシーンで発揮されます。僕も森戸と一緒に変わろうと減量や筋トレを頑張りました。ぜひ観ていただけたらうれしいです。
最終更新:WEBザテレビジョン