ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は2日、レイヤ2スマートマネージドスイッチ「DGS-1250シリーズ」4機種を販売開始すると発表した。
「DGS-1250シリーズ」は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの標準ポートと、アップリンク用の10Gigabit Ethernet(10GbE) SFP+×4スロットを備えたスマートマネージドスイッチ。標準ポートが24ポート、24(PoE+給電対応)、48ポート、48ポート(PoE+給電対応)の4機種をラインアップしている。
設定は日本語Web GUIから行えるほか、CLI(コマンドラインインターフェイス)による設定管理も可能。従来のスマートシリーズではカバーしきれなかった、多台数のスイッチの一括導入と設定管理といったニーズに対応できるようになったという。またSNMPもサポートしているので、管理ツールを用いてDGS-1250シリーズのログや統計情報を取得することも可能だ。
セキュリティ機能としては、不正端末のネットワークアクセスを防止するIEEE 802.1X認証、なりすましによる盗聴を防止するARPスプーフィング防止、ポート間の折り返し通信を禁止するトラフィックセグメンテーションなどを搭載。万一のループ事故を防止するループバック検知機能も備えており、ループが発生した際には自動でポートをシャットダウンして、ネットワーク全体への波及を未然に防止できる。
価格(税別)は、標準ポートが24ポートの「DGS-1250-28X」が8万9800円、そのPoE対応機種「DGS-1250-28XMP」が19万8000円。標準ポートが48ポートの「DGS-1250-52X」が17万8000円、そのPoE対応機種「DGS-1250-52XMP」が26万8000円。いずれも、D-Linkの長期無償保証制度であるリミテッドライフタイム保証(製造終了日から5年間の保証)に対応している。