テレ朝飲酒問題で松本人志「謎が多い」 会社の宴会だった可能性も指摘

 ダウンタウンの松本人志が15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、コロナ禍に伴う緊急事態宣言の中、テレビ朝日の社員らが深夜に集団で飲酒していた問題についてコメントした。 テレビ朝日の社員ら10人は9日、東京五輪取材の打ち上げという名目で朝方まで飲酒。酔った女性社員がカラオケ店2階の非常階段から転落、骨折したことから、この問題が発覚した。 松本はこれについて「謎がすごく多くないですか。2次会でしょう。その前は1次会もやっていたはず。もっと大人数で。割り勘でやっていたとは思えない。領収証を誰が落としたのか。宛名は誰なのか。テレビ朝日で切ってるんちゃうの」と、会社が認めた宴会だった可能性を指摘。 犬塚浩弁護士も「最初このニュースを聞いて一番に思ったのは、フジテレビは大丈夫かということ。氷山の一角なのでは。世の中でこういうことはたくさん行われているんじゃないかと心配だ」と語った。 評論家の古市憲寿氏は「(銀座を散策した)バッハ(IOC会長)と同じで、ダブルスタンダードが起こっている。テレ朝は特に、皆さんに自粛を求めている中で、自分たちはどうなんだ」と指摘。その一方で、「オリンピックを取材した人たちは早い段階でワクチン接種を受けていて、感染対策の面では問題ない状況だったかもしれない。だったら逆にそれを言うべきだった。『ワクチンを2回打って10日たった人については経済を回していきましょう』と言うんだったら、つじつまは合うんだけど」と述べた。 これに松本も「我々も責めるんじゃなく、オープンにして、教えて欲しい」と、テレビ朝日にいっそうの情報開示を求めた。

テレ朝飲酒問題で松本人志「謎が多い」 会社の宴会だった可能性も指摘