脚の先っちょからコードが伸びます。
北欧家具のIKEA(イケア)が、空気清浄機とサイドテーブルをフュージョンさせた初めてのハイブリッドなスマート家電を開発しました。ベッドやソファの横に置いておける「STARKVIND」という製品で、デザインとテクノロジーが融合するよう設計されています。
ハブと接続するともっとスマートに
従来の家具とデジタルを使ったソリューションで、より良い暮らしを創出しようというのがイケアの狙いとのこと。このSTARKVINDは、最大で20平米の部屋で使うことが想定されていますが、イケアのスマート製品のハブとなるTRÅDFRI(トロードフリ)ゲートウェイと接続することで、専用アプリからスケジュール管理などの操作も可能になります。
3層フィルターで部屋の匂いもキレイに
大気質センサーを内蔵したSTARKVINDは、室内に漂うPM2.5の量に合わせて稼働する自動モードに加えて、手動でファンの速度を5段階調節できるようになっています。また3層フィルターで、髪の毛や埃といった大きめの汚れから、PM2.5や花粉といった小さい粒子まで99.5%をキャッチし、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物などの汚染物質も吸着。タバコや料理など室内の匂いも減らす効果があります。
存在感がない空気清浄機
通常ならいかにも「空気清浄機でござい」と存在感を隠せないのが空気清浄機ですが、こうして日常何気なく使う家具と一緒になると省スペースにもなりますし、部屋の真ん中で効率的に使えますね。それとテーブルなら下に空間ができるので、空気清浄機の真下が埃だらけになることがないのが地味にポイント高いかなと思います。
STARKVINDはスタンドアローンの床置き型と、サイドテーブル一体型の2種類が作られ、2021年10月に北米で発売されます。SLASH GEARいわく、床置き型は129ドル(約1万4000円)で、サイドテーブル型は189ドル(約2万円)とのことです。日本でのリリースはまだ不明ですが、期待したいですね。
Source: IKEA (1, 2) via SLASH GEAR
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