今回レビューする中国Onyx Internationalの「BOOX Leaf」は、7インチ画面のAndroid 10を搭載したタブレットである。
同社は電子ペーパーを採用したデバイスを手掛けており、その中でも目立っているのはペンが付属し筆記ができるBOOX Note Air2などのタブレットだ。僕自身もこれらの手書き対応製品に魅力を感じていた。
BOOX Leafも電子ペーパーを採用したタブレットだが、ペンによる手書きはできない。つまり主な用途は電子書籍リーダーということになる。
正規代理店のSKTにおけるBOOX Leafの販売価格は3万2800円(税込み、以下同じ)である。米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)や楽天グループ連結子会社のRakuten Koboも電子書籍リーダーを出しているが、BOOX Leafはこうした電子書籍リーダーと比べてどこが優れているのだろうか? 詳しくチェックしていこう。
Onyx InternationalのBOOX Leaf(撮影:アバンギャルド、以下同じ)[画像のクリックで拡大表示]7インチ画面で170gとかなり軽量
BOOX Leafのディスプレーサイズは7インチだ。そこで、ここでは同じ7インチ画面のKindle Oasisと比較してみた。
本体サイズはBOOX Leafのほうが高さはあり、幅は狭く、総じて薄く、軽い。スリムでかなり軽い電子書籍リーダーと言えるだろう。
BOOX Leaf(右)とKindle Oasisは同じ画面サイズだ[画像のクリックで拡大表示]キッチンスケールによる計測で173gだった[画像のクリックで拡大表示]