ビッグボス効果で体脂肪減だ! 日本ハム・吉田輝星投手(20)が10日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で自主トレを行った。12月から糖質を制限する「ケトジェニックダイエット」に取り組んでおり、既に体脂肪率が4%減り、体脂肪以外の除脂肪体重が約3キロ増加。キャンプインを見据えて体を仕上げ、鋼のような肉体を持つ新庄剛志監督(49)のごとく鍛え抜く。
引き締まった体つきは、4年目の決意の表れだ。吉田が糖質制限での減量に取り組み、体脂肪率を落としていることを明かした。
「キレのある体を確保したい。無駄なものがついていない分、一球一球使う体力が減って楽だと思う。負担も減ると思うので、そこを目指してやっていきたい」
ケトジェニックダイエットとは生体内での糖質利用を節約することで、脂質を利用する能力を高める食事法。摂取する糖質を抑え、タンパク質、脂質を取ることでエネルギー源とする。筋量を維持しながら体脂肪を効率的に落とす減量法だ。
12月から取り組み、既に体脂肪率は4%減。一方で筋肉や骨、内臓などの総重量である除脂肪体重は、11月中に比べて約3キロ増量し、筋量アップにも成功した。
普段は炭水化物を取らず禁酒し、野菜や肉中心の食事。間食に素焼きのアーモンドを食べるなど、徹底して食事を管理している。導入当初は炭水化物を取れない分体力の消耗も激しい。「練習の合間に寝ないと午後の練習ができないくらい疲れて」。壮絶な追い込みで肉体改造を図っている。