これがXiaomiの力なのか。
Androidタブレットは、もうずっとiPadとSurfaceの影に隠れていたと思うんです。性能それなりな廉価モデルばかりが目につく状態でしたからね。
Googleは、そう望んでいなかったでしょうけど。
ところが、Xiaomiの「Pad 5」は、そんなタブレット界に風穴を開けてしまったと言っても過言じゃないんですよね。
Qualcomm Snapdragon 860搭載
Snapdragon 860は、Qualcomm製SoC(チップセット)最新ラインナップのひとつ。
現在の同社製SoCフラッグシップである888+と比べれば、処理スピードにおいて一歩譲るものの、2年前のフラッグシップ855のクロックアップバージョンなので、十分な戦闘力を持っています。
このSoCに、Android 11をベースにしたOS「MIUI 12.5 for pad」を組み合わせた端末が「Pad 5」。
ちなみに、価格は約44,000円(執筆現在)。
何かの間違いじゃないかと思ってしまいますが、そうじゃありません。ミドル-ハイクラスの性能が、廉価モデル並みの価格で買えるということですね。
11インチWQHD+120Hzリフレッシュレートのディスプレイ
ディスプレイ性能にも、全く妥協なし。
高解像度かつ高リフレッシュレート、輝度も高いというスペックなので、映像コンテンツからゲームまで、美しく映し出してくれるでしょう。
そもそもスマホじゃなくて、わざわざタブレット端末を使う理由の大半は、ディスプレイにありますからね。
ディスプレイがダメなら、どんなに安くてもコスパが良いとは言えません。
クアッドスピーカー搭載で音響もパワフル
ハイレゾに対応したクアッド(4個)スピーカーも搭載。
音楽コンテンツを楽しむにも、十分な性能を持っているようですね。
いやはやしかし、この「Pad 5」より優れたタブレットは、他に数えられるほどしか存在していないにも関わらず、価格は約44,000円(執筆現在)なんです。何度も言いますけど。
少なくともAndroidスマホユーザーなら、これ以外の選択肢はほぼほぼ消滅したレベル。
Xiaomi、恐るべし…。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
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