Galaxy Watch4使用レビュー。「Apple Watchより便利な機能」が多数ある新Wear OS搭載のスマートウォッチ!

  • まずは開封レポート!
  • いざ着用!
  • 健康関連の機能がとにかく多彩!
  • 運動機能もApple Watchより便利な点が多数!
  • 使い方により機能もさらに拡張可能!
  • Googleと共同開発の「Wear OS Powered by Samsung」を搭載することで話題を呼んだ、Samsung(サムスン)の最新スマートウォッチ「Galaxy Watch4」。

    iPhone~Apple WatchのApple陣営に対抗する、Google陣営の最新スマートウォッチとして期待を寄せている人・興味を持っている人は多いと思います。

    そこで本記事では、「Galaxy Watch4」の使用レビューをお届け。

    本記事では搭載機能をダイジェストで振り返りつつ、Apple Watchとの比較も交えながら、その使用感を詳しく紹介していきます!

    【新商品発表時のニュース記事】

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    今回発売の新シリーズには、

    ・モダンでミニマルなデザインを採用した「Galaxy Watch4」

    ・プレミアムでタイムレスなデザインで回転ベゼルを搭載している「Galaxy Watch4 Classic」

    の2種類がありますが、こちらは「Galaxy Watch4」のほう。

    カラーバリエーションは豊富にあるので、ご自身の好きなカラーを選ぶと良いでしょう。

    なお当サイト調べの主要搭載スペックは下記になります。

    スマホの通知受け取りから、運動や睡眠の追跡機能、GPSまで搭載しており、スマートウォッチにできることの大半はできる……という非常に多機能なモデルです。

    なお「ハード面では利用可能な状態が整っているが、日本だと現状は未対応」という機能もいくつかあるので(NFCを利用した決済など)、その点も以下のレビューとともに詳述していきます。

    まずは開封レポート!

    パッケージはこんな形です。外箱からして非常に高級感がありますね。

    では開封していきます。

    今回チョイスしたのはシルバーカラーの40mmのモデル。

    シリコンバンドはマットな質感に高級感があり、サラリとした手触り。柔軟性も高く、非常に腕に付けやすそうです。

    なお金属部分はアルミ素材。MacBookのシルバーのカラーに近いような高級感があります。

    ちなみにGalaxy Watch4 Classicのほうは金属部分はステンレス。

    アルミモデルとステンレスモデルがあることや、2つのサイズ展開(「Galaxy Watch4」の場合は40mmと44mm)をしているところなどは、Apple Watchと非常に似ています。

    なお同梱されているのは充電器と説明書。説明書はもちろん日本語対応。

    充電器は磁気式のもので、こちらの充電方式や形状もApple Watchに似ていますね。

    ペアリングをスタート。iPhoneとはペアリング不可なので要注意!

    そしてペアリングを行います。

    Androidのスマートフォンの場合は「Galaxy Wearable」というアプリをインストールし、指示通りに手順を踏んでいけばペアリングができました。

    なお、運動や睡眠などの細かなデータを見るためには「S Health」というアプリもダウンロードが必要です。

    ちなみに対応するスマートフォンはAndroid6.0以上かつRAM1.5GB以上のモデルに限られ、iPhoneには対応していないのでご注意を!

    Galaxy Watch4使用レビュー。「Apple Watchより便利な機能」が多数ある新Wear OS搭載のスマートウォッチ!

    なおペアリング後は、2つのサイドボタンやタッチスクリーンの簡単な操作方法も、時計のディスプレイ上やスマホのアプリ上で確認可能。

    最初にチェックしておけば、操作で迷うことはないでしょう。

    いざ着用!

    大画面のディスプレイは太陽の下でも視認性が高く、デフォルトのウォッチフェイスもカッコいいです。

    なおウォッチフェイスは上記のようなポップなものだけでなく、下記のようにカレンダーや天気など複数項目を表示可能なタイプも複数。

    表示項目は好みに応じてカスタマイズ可能なので、よく使う機能や項目はワンタッチで呼び出すことが可能です。

    このあたりもApple Watchの「コンプリケーション」の機能とほぼ同じで、Apple Watchを強く意識していることを感じます。

    なおディスプレイは、着用している腕を顔側に向けると表示される方式。

    安物のモデルにありがちな「時計を見てるのに画面がつかない!」ということも特にありませんでした。

    なおディスプレイの常時表示も可能ですが、その場合は最大40時間(Apple Watchより長い!!)のバッテリー時間が短くなってしまいます。

    充電にストレスを感じたくない人は、常時表示にせずに使うのがオススメで、常時表示ではなくてもストレスは特に感じないと思います。

    健康関連の機能がとにかく多彩!

    ここからは、実際に着用していろいろな機能を使ってみての雑感をお伝えします。

    まず、着用しながら仕事をしていると、定期的に身体を動かすリマインダーが通知されます。

    Apple Watchでも「スタンドの時間です!」というリマインダーは届きますが、本モデルの場合は「具体的に身体をどう動かすべきか」までも画像として表示されるのがポイント。

    「こうやって身体を動かしてみようかな」という気分にさせられます。

    また歩数等のアクティビティのデータがリング状で表示されるのもApple Watchと同じ。

    アプリ上でも詳しいデータを確認可能です。

    睡眠のデータも非常に詳細!

    そして睡眠のデータなども記録内容が非常に詳細。

    表示の画面はFitbitにちょっと似ています。

    なお同じ時期にはApple Watchも着用し、睡眠計測アプリ「AutoSleep」で睡眠データを取得していましたが、Galaxy Watch4のデータと大きな差はなく、どちらも高精度で睡眠を計測できている実感がありました。

    体脂肪率まで分かる!体組成計機能

    そしてApple Watchを含めて、ほかのスマートウォッチでもほとんど見ない機能が、体組成計機能。

    体脂肪率や骨格筋の重さ、体内の水分量まで分かってしまうという驚きの機能です。

    測定方法は、中指と薬指を2つのサイドボタンにタッチして十数秒くらい待つだけ。

    特に測定上のトラブルなどもなく、簡単に数値が表示されました。

    なお計測された数値をタニタの体組成計の数値と比較すると、体脂肪率などはやや高めに表示されていました。

    指を載せて数秒で測定するだけなので、精度にはまだ追求の余地はあるのでしょう。

    ただし、体組成計を持っていない人が数値の大まかな目安を把握したり、継続記録してダイエットに役立てたりするには便利な機能といえそうです。

    運動機能もApple Watchより便利な点が多数!

    運動関連の機能にも非常に便利な点が複数ありました。

    まず、外を10分ほど歩いていると、自動でウォーキングを検知してくれること。

    そして「ウォーキングの詳細情報を運動として記録してみませんか?」と提案してくれます。

    Apple Watchにも同様の機能はありますが、Apple Watchでは通知が届かないケースも多数。

    その点、Galaxy Watch4は毎回必ず通知が届くのが便利だと感じました。

    そして歩いている途中や自転車に乗っている途中、信号などで立ち止まると、運動の計測も自動で一時停止。

    計測時間も一時的にストップしてくれます。

    こうした機能はランニングアプリにはよく搭載されていますが、Apple Watchの純正ワークアウトアプリには未搭載。

    このあたりもApple Watchより優れているポイントかなと感じました。

    サイクリングやランニングなどのデータも非常に詳細!

    サイクリングやランニングなどのデータも記録してみましたが、データは非常に詳細。

    GPSの計測精度もかなり高い印象でした。

    上はランニング時のデータをアプリで表示したもの。

    下はサイクリング時のデータです。

    1km走るごとに通知が届き、ペース等を画面の通知と音声で伝えてくれる機能も便利でした(オフにもできます)。

    使い方により機能もさらに拡張可能!

    そしてGoogleと共同開発の「Wear OS Powered by Samsung」を搭載する本モデルは、Google Play ストアから様々なアプリをダウンロード可能。

    ランニングをする人は「Strava」を、登山をする人は「ヤマレコ」を、仕事でメモ機能を使いたい人はGoogle keepを……と目的に応じて好きなアプリをダウンロードすれば、このスマートウォッチの使い勝手はさらに上がるでしょう。

    なおマイクとスピーカーも搭載しているので、音声で文字を入力したり、録音をそのままメモとして残すことも可能です。

    なお電子マネーの決済等に利用されるNFCについては、スペック上は対応しているものの、まだ日本での利用は不可能。

    また現時点ではGoogle アシスタント等の音声アシスタントも使えない状況のようです。

    このあたりはソフトウェアのアップデートで将来的に使用可能になる可能性も高そうなので、Androidスマートフォンユーザーはそうした機能の搭載も期待しつつ、早めに購入するのもアリでしょう!

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