前回、自律神経のオーソリティ根来(ねごろ)秀行先生に基本的な話を聞き、思い当たる節、大いにアリのりんたろーさん。「寝つきが悪かったり、疲れやすかったり、不意にやってくるイライラも、もしかしたら自律神経のせいだったかも?」と思い当たったもよう。今回は、真実を探るために、いざ、数値を測定!<写真>【EXITりんたろー。】測定で衝撃数値!血管年齢60歳。自律神経も危機的状態現在のりんたろー。さんの自律神経の計測は、根来先生が独自に開発した自律神経測定デバイスアプリ『バイタルテラス』を使用。そのあまりに簡単な計測法にちょっぴり疑いの目を向けたのもつかの間……。実際に測ってみると恐るべき結果が待っていました!
毛細血管のゆらぎを計算して、交感神経と副交感神経のバランスを測定
根来秀行先生(以下、敬称略)「今日は、私のスマートフォンを使って自律神経を計測してみましょう」りんたろー。さん(以下、敬称略)「スマホで? 普通のスマホですよね? それで計測ができるんですか?」根来「はい、みなさんが持っているスマホと同じものを使います。このカメラに指をつけてみてください。画面を見ると赤くなったり、黒くなったりしますよね」りんたろー。「先生、なんか占いみたいであやしいんですけど(疑いの目)」根来「安心してください。急に『未来が見えます』とか言い出しませんから(笑)。これは学会でもちゃんと発表されていて、エビデンスもある、医学的なアプローチです」りんたろー。「安心しました(笑)」根来「りんたろー。さんの指を携帯電話のカメラのレンズにあてると、画面が赤くなったり黒くなったりしていますよね。これは毛細血管の動きをみているんです。それに伴って脈拍を測っているんですが、実はこの脈拍は1拍ごとに小さくゆらいでいます。副交感神経が優位なほどこのゆらぎが大きく、緊張して交感神経が優位になっているとゆらぎが小さくなります」りんたろー。「へえ、なんか交感神経が高いほうが大きくゆらぐと思っていました」根来「交感神経が高い状態だと、ゆらぎが小さくなることが分かってるのです。その性質を利用して、ゆらぎを計算して交感神経が優位なのか、副交感神経が優位なのかを測定するのがこのデバイスです。また、このゆらぎを特別な計算式で計算すると、自律神経が働く力=トータルパワーを計算できます」
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