マックフルーリーの機械がよく壊れる問題、FTCが「修理する権利」関連で調査開始(WSJ報道)

米連邦取引委員会(FTC)が、米国のマクドナルドフランチャイズのオーナーに対し、マックフルーリーを作るアイスクリームマシンの故障について、その詳細を確認していると報じられています。

マクドナルドをよく利用する人なら、マックシェイクやマックフルーリーを注文した際、機械が故障中で注文できなかった……という経験をしたことがあるのではないでしょうか。この問題、米国ではしばしばネット上でも話題になっており、近くの店舗の機械が故障していないかを確認できるサービスまでが登場しています。実際には故障だけでなく、定期的な清掃作業中が原因ということもあるようですが、なぜこれをFTCが調査しているのかと言えば、いわゆる「修理する権利」問題に関連しています。


 マックフルーリーの機械がよく壊れる問題、FTCが「修理する権利」関連で調査開始(WSJ報道)

この問題は7月に大きな動きがありました。米国のバイデン大統領が修理する権利について、新しい規則を起草するよう命じ、FTCは全会一致でこれに取り組むことを可決しています。

そして件のアイスクリームマシンですが、故障した際に製造メーカーであるTaylorの認定業者しか修理できず、店舗では業者が到着し修理が終わるまでマックフルーリーの販売ができないということを問題視しているようです。

またこの機械は定期的に行われる自動洗浄作業中にエラーで止まってしまうということも多いようで、店舗側で定期洗浄作業などを行わないようにするハックも行われることがある様子。当然、衛生面での問題も出てきてしまうので、修理に時間がかかると売り上げが減少してしまうとはいえ、問題がある対応です。

こうした問題も、店舗側である程度の対応が取れれば解決するはず。こうした理由から、FTCが実態調査に乗り出したというわけです。なお、いまところ不正が見つかったというわけではなく、あくまでも予備調査とのこと。現段階では、店舗側でどの程度のメンテナンス作業が許されているのかを調査しているとのことです。Source: The Wall Street Journal

あなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してくださいあなたのプライバシー設定では、このコンテンツをご利用できません。こちらで設定を変更してください