ダイエット、という行為をアーユルヴェーダはやたらとすすめている訳ではありませんが、体に余分なものを“溜め込まない”「デトックス」という概念はアーユルヴェーダから始まりました。【写真】専門家が伝授!「10kg落とす」ために変えるべき10のことこんなことで? と拍子抜けするくらい簡単な方法をお伝えします。監修:三野村なつめ アーユルヴェーダ・アドバイザー、ARYURVIST元コピーライター。南インドやスリランカを数度訪れた後アーユルヴェーダ・ライフスタイルアドバイザーの資格を取得。コスメブランド「ARYURIVST」やレシピとスパイスがセットになった「整えごはん」を立ち上げる。
体重増加はカパのエネルギーが上がっている証拠
体重が増えるだけでなく、なんとなく気分まで重い、だるい、むくむ……など、“どよん”と感じることのすべては水のエネルギー、カパが強まって引き起こされるトラブル。コレステロールが溜まりやすい、血糖値が上がりやすい、などの病気につながる可能性も高くなるので、なるべく体内に溜め込まないことが必要です。溜め込まないために、毎日手軽にできるアーユルヴェーダ式の方法をお伝えします。
毎朝はちみつを摂る
はちみつは、糖分を含むもので唯一、“体に害のないもの”とされています。体内の巡りをサポートし、脂肪燃焼効果のあるビタミンB2、ビタミンB5、アミノ酸のアラニン、スレオニン、リンゴ酸、ポリフェノールなどが豊富に含まれているはちみつ。糖尿病の治療に使用されることも多く、ダイエットに最適です。特に古い蜂蜜は「ナイフで削るように脂肪を削り落とす」とシュルター・サンヒター総論45章に記述されています。◆蜂蜜の摂り方には注意が必要非加熱で、オーガニックのものを選び、食べる時にも温めずにそのままいただくことが大切なのです。紅茶に入れたり、トーストに塗ったりする際は人肌以下に冷めてから。面倒な時はそのままパクリと食べてしまいましょう。
白湯を習慣に
ただお湯を沸かしただけの白湯には、素晴らしい効果がたくさんあります。体を緩め、体内に残っている未消化物を取り除き、内臓を掃除して代謝もアップ! 便秘の解消や、続ければ基礎体温をあげる効果まで。5分ほど煮詰め、熱々のものをすするようにして飲んでみて。まずは朝のコーヒーを白湯に変えるところから始めて、1日2、3杯いただくようにしてみましょう。驚くほどお通じが良くなって、お腹周りがスッキリしてくるのを実感できるはず。