12週間のトレーニングとダイエットで、16㎏減量した成功法

身体を鍛え直すことで人生を変え、夢を追い求めるための自信を深めた29歳のブレイク・アルベロさんが、その道のりを『メンズヘルス』US版に語ってくれました。


◇長期的な財産となる健康な身体づくり

私(アルベロさん)は、大学で学位を取得した後に取り組んだ肉体改造を機に、人生の転機が訪れました。本来であれば、卒業後には世界を旅して回り、それを自分へのご褒美にする予定でした。ですがコロナ禍の影響によって、その計画を白紙に戻さなければならなったのです。

そうして私が住んでいる豪シドニーでロックダウンがやっと明けたころには、私の身体はすっかり緩み切っていました。そこで卒業旅行のために蓄えた貯金を、長期的な財産となる健康な身体づくりをすることに決めたのです。これは自分への、効果的な投資でもあると思ったのです。

シドニーにあるフィットネスジムに入会し、プロトレーナーのドム先生の力を借りて、週3回の筋力トレーニングを開始しました。しばらくトレーニングから遠ざかっていたため、まずはダンベルやバーベルを使った「フリーウエイト」と、ジムにある専用の機械を使った「マシントレーニング」の両軸で取り組むことになりました。

「フリーウエイト トレーニング」のメリット

フリーウエイトの利点は、自由度が高くバリエーション豊富に筋トレが可能です。バーベルやダンベルが1セットあれば全身のトレーニングができます。

12週間のトレーニングとダイエットで、16㎏減量した成功法

また、身体が固定されてはいないので、不安定な状態でもトレーニングを可能にし、“見(魅)せる”筋肉を鍛えるだけでなく、姿勢を保つための筋肉やバランスを取るための関節まわりの小さな筋肉など、日常生活で必要とする筋肉の部分を同時に鍛えることが可能となります。

「マシントレーニング」のメリット

身体を固定した状態で行える「マシントレーニング」は安定性が高く、決まった軌道を動かすだけなので比較的安全に筋トレを行うことが可能です。

マシンごとに、鍛えることができる筋肉の部位も限定されているので、刺激を逃がすことなく、最後まで目的の筋肉を刺激しながら追い込むことができるようになっています。

ULTIMATE PERFORMANCE

私(アルベロさん)は、週末には自宅で腕や腹筋のトレーニングをするようにもなりました。ジムに行けばドム先生の言葉にモチベーションを高めてもらえますし、また壁に貼られた先人たちのビフォー/アフターの写真を見れば、さらにやる気が出るというものです。「あの壁に、自分の写真も貼られているのを想像して!」と言うドム先生の言葉に励まされ、とにかく、できるだけ自分自身を追い込むことができました。

◇食事は? 献立の改善

食生活の改善も行いました。外食中心の生活を改め、卵やナッツ類、鶏肉、魚介類、牛肉、サツマイモ、緑黄色野菜など全体のバランスを意識し、自然食品を中心に添えた健康的な食事に切り替えました。食事に気を配るようになってからは栄養に関する知識も増え、その重要性をさらに知るようになりました。

◇12週間で16kgの減量に成功:体重80kg → 64kg

減量開始時点には80kgほどだった体重は、12週間後には64kgまで落ちました。また、17パーセントだった体脂肪率も最終的には8パーセント弱まで減らすことに成功しています。そして、なにより満足している点は、「12週間のプログラムを終えた後にもその体重を維持できている」、ということです。

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◇成功体験によって得た自信

私の肉体改造が順調に進む様子に、友人も家族も衝撃を受けたようです。「正しい方法で取り組みさえすれば、確実に結果が出る」ということを目の当りにした友人らも、フィットネスの重要性を意識するようになりました。私の変化に対して弟も本当に刺激を受けたらしく、今では同じジムに入会しています。そしてパーソナルトレーナーをつけ、日々トレーニングに励んでいます。

私自身この12週間の成功体験により、エネルギーの高め方や日々の過ごし方などさまざまな面において意識が改まり、また、自分自身に対する気持ちにも大きな変化が起きました。例えば、人前でシャツを脱ぐことも平気になりましたし(え…なぜ脱ぐ必要があるの…と思った読者も多いのでは!?)、初対面の相手とも臆せず話せるようになりました。以前よりも自分のことを信じられるようになったのです。それが最大の収穫でした。

◇アドバイスと今後の目標

これからのフィットネスについてですが、このままの体脂肪率を維持しつつ、筋肉をもう少し増やしたいと考えています。次の人生のステップとしては、「オーストラリア連邦警察の一員」となるという新たな目標ができました。自分に対する自身を持てるようになるまで、このことは考えてもみなかったことです。

人生をより良く変えていくことは、誰にでも可能です。ただ自分を信じ、行動を起こせば良いのです。やって後悔することなど、決してないはずです。

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Source / Men’s Health USTranslation / Kazuki Kimura※この翻訳は抄訳です。