年金頼みでは確実にヤバい…「貧乏老後が避けられない人」に当てはまる5大特徴 国は私たちの老後を守ってくれない

※本稿は、上岡正明『「お金の不安」から自由になるための お金が増える強化書』(アスコム)の一部を再編集したものです。

写真=iStock.com/itasun※写真はイメージです全ての画像を見る(4枚)

国は守ってくれない…お金の不安を小さくするシンプルな方法

コロナ禍以降、投資を始める人が増えています。

年金頼みでは確実にヤバい…「貧乏老後が避けられない人」に当てはまる5大特徴 国は私たちの老後を守ってくれない

投資情報をお伝えしている私のYouTubeチャンネルでも、わずか1年ちょっとで登録者数が一気に15万人以上増えました。2019年に物議をかもした「老後2000万円問題」の影響も大きいでしょう。

国に頼っているだけでは自分の生活を守れないという危機感を抱いた人が多かったのだと思います。

「老後2000万円問題」は、老後20~30年間で約1300~2000万円の生活資金が足りなくなるという金融庁の試算がきっかけでした。年金給付を増やすこともできないまま、国は「国民の老後の面倒まで見られない」とサジを投げた格好になったのです。

実際、「老後の生活を続けていくためのお金の準備はできている」と自信を持って言える人は多くないでしょう。

「老後2000万円問題」は誰でも投資で解決できる

一方、約13年で「FIRE」を達成したという厚切りジェイソンさんが注目されているように、コツコツと投資をして資産を形成している人がいるのも事実です。

若い人たちの間で流行っているFIRE。ファイナンシャル・インディペンデンス・リタイア・アーリーの略で、もともと「アーリーリタイア(早期リタイア)」を意味していましたが、今はちょっと違うニュアンスで使われています。