車内Wi-Fiをアピール:カロッツェリア…ジャパンキャンピングカーショー2022

(写真:レスポンス)

 車内Wi-Fiをアピール:カロッツェリア…ジャパンキャンピングカーショー2022

2月10日~13日に千葉県の幕張メッセで開催されたジャパンキャンピングカーショー2022にパイオニア・カロッツェリアのブースが出展。多くのキャンピングカーユーザーに車内の快適性をアップするカーナビやディスプレイオーディオ、車載Wi-Fi機器のアピールを行った。関連画像を見る◆車内に定額・使い放題のWi-Fi環境を整えキャンプ場までの移動時間をもっと快適にする同社のブースは“クルマWi-Fiスポット”をテーマにした展示を実施していたのが特徴だ。ブースの担当者に話を伺ったところ「キャンピングカーに乗って出かける際、自宅から目的地であるキャンプ場までの移動をもっと快適にできることを知って欲しいと思っています」とブースのテーマを語ってくれた。キャンプ場ではキャンピングカーの装備をフル活用して楽しむことができるが、自宅から目的地までの移動は単調になりがち。そこで車内で家族や同行する仲間が退屈しないように車内Wi-Fiを完備しようというのが同社がアピールするテーマだ。具体的には同社のハイエンドカーナビであるサイバーナビ(ネットワークスティック付きのDCモデル)や車載Wi-FiルーターであるDCT-WR100Dを使って、車内に定額で使い放題のWi-Fiを設置することができる。このWi-Fiは車載を前提に開発されているので車内での使い勝手も抜群なのが特徴。回線はdocomoのデータ通信(LTE)を使っているのでつながりやすさも定評がある。docomo in car Connectと呼ばれるデータ通信サービスを利用し、1年間で1万2000円(1カ月=1500円、1日=500円)と手頃な金額で利用できるのも魅力。車内にWi-Fiを設置すればどのような快適性が追加されるのかを実際に使って体験できるコーナーを設けたのも今回の展示ブースの見どころとなった。そのひとつが自分のスマホをWi-Fi接続するお試しコーナーだ。掲示されているパスワードを設定すれば、カロッツェリアのカーナビのWi-Fiにすぐさま接続できことがわかる。これで手持ちのスマホで多彩なコンテンツをデータ量を気にすることなく使えることを実体験できた。さらにナビの画面ではYouTubeを再生中。こちらも通信を使ってアクセスすることができるので、スマホなどを介することなくカーナビの画面で直接再生可能なのがメリットだろう。さらにブースにはAmazon Fire TV Stickも置かれていた。こちらもWi-Fiで接続し、カーナビとはHDMI接続することで多彩な映像コンテンツをカーナビ画面で利用できることを確認。自宅でAmazon Fire TV Stickを使っているユーザーならば、そのままの環境を車内に持ち込めるのでメリットを感じるだろう。またブースに設置されていたデモカーのデリカD:5にはニンテンドースイッチを設置。こちらもWi-Fiで接続してオンラインゲームを楽しめる環境を整えた状態でデモを実施。後席の子供達がモニターなどを見て車内でゲームをするイメージが実感できる展示となった。またWi-Fi利用が可能なサイバーナビ(DCモデル)とは別に、より手軽な車載Wi-Fi環境を整えるデバイスとして用意されていたのが車載Wi-FiルーターのDCT-WR100D。こちらはシガーソケットに差し込むだけでWi-Fiの利用が可能になるという超お手軽パーツだ。スマホやタブレット、PCなどをWi-Fi接続して活用するには絶好だ。キャンピングカーで移動する時間を快適にする車内Wi-Fi環境。サイバーナビや車載Wi-Fiルーターといったカロッツェリアの対応製品を用意して出かければ、行き帰りの渋滞も楽しく過ごすことができそう。Wi-Fiを活用した自分なりの快適化のスタイルを想像して、通信利用の車内エンタメ性能をフル活用してみよう。

レスポンス 土田康弘