5万円以下のChromebookは仕事に使えるのか?

 毎年のようにハイスペックかつ多種多様な端末がリリースされるスマートフォンに比べ、近年大きな動きを見せていないのがタブレット。とくにAndroidタブレットは、マイナーチェンジに近いながらもハイスペックな端末がリリースされるiPadに比べると、低価格でスペックを抑えた新端末がラインナップの中心となっている。

 そんなAndroidタブレットのラインナップがおとなしい一方で、昨今注目を集めているのがChromebookだ。フルブラウザとしてChromeを搭載、PCと遜色ないブラウザ体験が可能なほか、Androidアプリをインストールすることでタブレット的に使うこともできる。

5万円以下のChromebookは仕事に使えるのか?

 6月に発売されたは、そんなChromebookのブームを代表するような存在だ。5万円以内の価格帯ながらキーボードやスタンドカバーを標準で同梱し、タッチ操作対応のためAndroidタブレットのように使うこともできる。機能とコストパフォーマンスの良さから、発売直後は売り切れが続出するほど人気を集めた。

 本端末のレビューはすでに掲載しているが(5万円を切る10.1型2in1「IdeaPad Duet Chromebook」を仕事とエンタメに使ってみた参照)、今回はより広いChromebook全体をテーマとして「ビジネス」と「エンタメ」に特化し、それぞれの観点でレビューをお届けする。

 ビジネス編についてはこの記事を、エンタメ編については「5万円以下のChromebookでAndroidタブレットの代わりに遊べるか?」を参照されたい。