▼ バランスボードの効果とメリット
▼ バランスボードの選び方
▼ バランスボードのおすすめ6選
▼ まとめ
バランスボードは不安定なボードの上に乗り、バランスを取ることで体幹のインナーマッスルのトレーニングに役立つアイテムです。自宅で手軽に使えるフィットネスアイテムで、最近は自宅で過ごす時間が増えて、身体が緩んでしまった人からも注目されています。インナーマッスルをトレーニングすることで新陳代謝を上げ、ダイエットに役立てようと購入する人も多いようです。
バランスボードは、ゴムと樹脂でできたタイプや木製など数種類が販売されています。ここではバランスボードの効果と魅力、そして、選び方を解説します。後半ではおすすめ製品も紹介します。
バランスボードの効果とメリット
ANRproductionGetty Imagesバランスボードは体幹を鍛えるアイテム
バランスボードは不安定なボードに乗ってバランスを取ることで、身体の「体幹(たいかん)」を鍛えるアイテムです。ここで鍛えられる筋肉のメインは、表面に見えている部分(アウターマッスル)ではなく、身体の深い部分にある、いわゆるインナーマッスルになります。ここを鍛えることで、猫背の改善など…理想の姿勢へと導く効果が期待できます。
ダイエットは難しいですが、身体の引き締め効果を期待
バランスボードに乗るだけで、エネルギーを燃焼して痩せる(ダイエット)ことは難しいでしょう。ですが、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝の向上や、太りづらい体質になったりすることは期待できます。
また、姿勢が良くなることで、身体の筋肉を正しく使えるようになることは狙えるでしょう。それによって、姿勢良く引き締まった印象に見えることも少なくありません。単に痩せることは難しいですし、筋肉が増えれば体重は減りませんが、バランスの良い体型に見えるようになり、印象が良くなることは大いに考えられます。
価格が安く手軽に使えるから、始めやすく続けやすい
バランスボードは、その価格はリーズナブルと言えるものが多いです。手頃なものなら、2000〜3000円台で購入可能です。フィットネスに使う道具としては、安い部類に入ります。
また、ちょっとした隙間があれば収納もできるので邪魔になりません。気が向いたときにすっと出して使えるので、トレーニングも手軽にできるでしょう。
縄跳びだと外に出なくてはなりませんし、エアロバイクは置いておくスペースも取ります。かと言って、「ジムに行くのは面倒だ…」という人でも使いやすいのが、バランスボードの魅力と言えるでしょう。
バランスボードの選び方
KOLOstockGetty Images初心者は「クッションタイプ」がおすすめ
初心者におすすめなのは、内部に空気を入れて使う「クッションタイプ」と呼ばれるバランスボードです。
このタイプはバランスボールと同じPVC素材などを使っていて、少しだけへこみます。そのため、設置面積が広くなり、安定しやすくなります。ほどよい負荷で運動できるので、初心者でも使いやすくおすすめです。
中級者は負荷のかかる「ボードタイプ」でもOK
普段からある程度運動をしている人や、バランスボードに慣れている人は、木やプラスチックなど硬質な素材を使った「ボードタイプ」のバランスボードがおすすめです。
クッションタイプと違って設置面積が狭いまま変化せず、バランスを取るのが難しくなります。そのため、普段あまり運動をしていない初心者の人だと、負荷が掛かり過ぎて使いこなせない恐れもあります。そのため、中級者以上の人におすすめします。
男性なら直径40cm以上がおすすめ。高さも要確認
バランスボードには、サイズのバリエーションがあります。30cm程度のものだと、男性には小さめです。また女性が立った姿勢で乗る場合も、もう少し大きいバランスボードの人が使いやすいかもしれません。男性へのおすすめは、直径40cm以上のバランスボードとなります。
同様に、バランスボードの高さも確認しましょう。高ければ高いほど、難易度は高くなります。目安となるのは、高さ10cmとされています。高さ10cmを超えると難易度が高くなってくるので、最初は10cm以下のものを選ぶことをおすすめします。
バランスボードのおすすめ6選
バランスボードEveryMileamazon.co.jp¥2,580Amazon で詳細を見る初心者におすすめのクッションタイプのバランスボードです。表面にしっかりとしたゴム製の滑り止めが付いていて、足が滑って落ちないように工夫されています。
直径は約42cmと、大きめで男性でも余裕があるサイズです。高さは約10cmと標準的で、15度程度の傾斜まで対応できます。Amazonでの口コミ評価も高く、どれを買うか迷ったときに、とりあえずこれを選んでも後悔はなさそうです。
バランスボードプリマソーレ(Primasole)amazon.co.jp¥2,330Amazon で詳細を見るAmazonで人気の高いバランスボードです。初心者でも扱いやすいクッションタイプで、接地面が床を傷つけにくい素材になっています。
表面に滑り止め加工がされており、直径約41.5cmとビッグサイズ。さらに耐荷重200kgなので、大柄な男性でも問題なく使えます。カラーはややくすんだ色合いが3色用意されており、部屋に置いておいてもインテリアの雰囲気を壊しません。
アクティブボードAltecsamazon.co.jp¥9,800Amazon で詳細を見るクッションタイプのバランスボードの一種ですが、他の製品に比べると難易度が低く、さらに手軽に「ながらエクササイズ」ができるように考えられています。
最大傾斜は約8.5度と、一般的なバランスボードの半分程度。例えばスタンディングデスクで仕事をしているときに乗っても、バランスを崩して転倒することはないでしょう。表面には足つぼを刺激してくれる凹凸がついていて、血行促進に一役買ってくれそうです。
バランスボード 木製Amazon Basicsamazon.co.jp¥1,369Amazon で詳細を見るAmazonでしか手に入らない、Amazonベーシックブランドのバランスボードです。つくりはシンプルですが、木製だけにクッションタイプより難易度は上がっています。
本体の直径は約41cm。西洋人の男性でも立って使える大きさです。滑り止め加工がされたボードは、120kgまで対応できます。床に触れる接地面は硬質プラスチックなので、フローリング床の場合は敷物をしたほうが良さそうです。
バランスボードStrongTekamazon.co.jp¥6,990Amazon で詳細を見る前後左右の全方向にバランスを取る必要のあるバランスボードと違い、左右のみの2方向に絞った木製のバランスボードです。初級と中級の中間の難易度に位置するバランスボードと言えるでしょう。
2方向にした理由は、転倒リスクの軽減と無理なく習慣化できることを狙ってのもの。ながら運動もしやすくなり、利用頻度が増えることも期待できそうです。木製ですが、接地面にはラバーが張られているので、硬い床でもそのまま使えます。
バランスボードPROFungoalamazon.co.jp¥9,850Amazon で詳細を見るバランスボードを使って鍛えた経験のある上級者におすすめしたいのが、まるでスケートボードのような見た目のコチラです。車輪でバランスを取るため、難易度はかなり高くなっています。
最初は数秒も立っていられないほどの難しさですが、横幅が約80cmと大きいため、足を大きく広げて立てるのはよいところ。一見危なく見えますが、危険な体勢になったり、車輪が外れたりしないよう安全に配慮した設計になっているので、思う存分使えます。
まとめ
バランスボードを使うと、自宅での体幹トレーニングに役立ちます。普段運動不足の人であれば、体幹を鍛えておくことで健康維持も期待できますし、代謝の向上も見込めるでしょう。普段から運動をしている人なら、上級者向けのバランスボードを使うことで、インナーマッスルのさらなる強化を狙ってみてはいかがでしょうか。